※必要に応じて口腔機能回復治療(補綴治療など)歯周病検査4 (再SRP、デブライドメント後または外科治療後)再SRP、デブライドメントメインテナンス歯周病安定期治療 (SPT)部分的再評価 (外科治療後)歯周外科治療 治 癒点線は保険診療外を意味する。なお本書では、SPTとメインテナンスをほぼ同義として扱う(18頁参照)。67頁参照再SRP、デブライドメント後、外科治療70頁参照68頁参照84頁参照68、80頁参照歯周基本治療 日本⻭科医学会より「⻭周病の診断と治療に関する基本的な考え方」5において⼀般的な⻭周治療の流れが示されている。基本的にはそれに従いながら治療を行うことが本邦での“保険のペリオ”では求められる。本書は保険請求の手引書ではないが、その手術部位の治癒の状態を評価するための検査歯周病安定期治療(SPT):サポーティブペリオドンタルセラピー。SRP後あるいは⻭周外科治療後の⻭周病検査において4mm以上の⻭周ポケットが散在するが、⻭肉に炎症が認められない場合、あるいは出血が認められない場合に病状安定と判定し、この状態を維持するために行う継続管理。流れをベースに、実際の治療に即し、図2-1-1に示すステップで提示している。それぞれの項目について説明を加えながら、わかりやすく、シンプルなアプローチを中心に説明していこうと思う。15P重防Chapter 2 保険診療におけるペリオの実際 1.保険の歯周治療の流れ
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