報告すべきトラブルが起こったときはミーティングまで持ち越せない大きなトラブルが起こったときは、すぐに先輩や院長へ報告・相談する習慣をつけましょう。そうでないと、ミスの連鎖を引き起こします。たとえば、保険証を患者さんに返すのを忘れたというミスが報告されないまま、他のスタッフが患者さんからの「保険証がない」という電話を受けたら、患者さんもそのスタッフも保険証を探し回る羽目になります。また顛末を知った患者さんには、「院内で連携をとっていないのか」と不信感を抱かれることでしょう。ミスは起こさないほうがよいのですが、全員が「何かあればすぐ報告」を遂行し情報共有すれば、問題を把握し迅速に対応できます。こうした報告を行うときは、結論から報告します。皆が忙しい最中に、経過を話している暇はありません。またこうしたミスやトラブルを起こさないためには、「確認」も重要です。診療や治療に関して受付は自己判断で処理したり返答したりせず、専門職に必ず確認してから回答しましょう。105
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