kCHAPTERⅡ 根尖病変の治し方図74i,j 初診時(i)と4年後(j)の比較.筆者は感染根管処置を必ず複数回に分けて行う,近心頬側根のフィンの拡大を終えた時点で瘻孔の消失を認め,残りの根管を拡大,根充し良好な経過を得た.図74k〜n 12年後(2008.12.8).₆の腫脹を主訴に来院.根尖病変の再発も疑われたが,結果は歯根破折であった.フィンやイスマスが存在する部位は歯質が薄く,起炎因子の徹底除去と歯質の温存の兼ね合いが難しい.下顎第二大臼歯の樋状根などにも同じことがいえる.ijlmn113
元のページ ../index.html#8