279テクニック6.一般的に、治癒後に起こる骨吸収を想定して、上顎洞底を埋入するインプラントの長さより少なくとも2 mm高くする必要がある30。7.メーカーのガイドラインにしたがって、埋入窩を最終的な直径まで形成するためにインプラントドリルは使用するが、残存歯槽骨高径のレベルまでのみにとどめる。繰り返図14-4 右側上顎第一大臼歯部位でのミシガンリーマーtSFEテクニックを使用した臨床例。(a〜c)術前の臨床所見およびX線写真。(d)歯槽骨を明示するために歯槽頂切開を行った。(e、f)上顎洞から1 mm手前までの初回ドリリング。(g、h)インプラント埋入窩の形成が洞底から1 mm以内にあることが確認できる。(i)非切削ドリル。(j)ストッパースリーブ付きリーマーの使用。(k、l)上顎洞への残存歯槽骨の押し上げのあと、深度ゲージにより上顎洞粘膜の全周的な挙上を確実にする。(m)上顎洞底の挙上のために骨移植材料と併用したオステオトームおよびボーンスプレッダー。(n、o)インプラント埋入前に、インプラント埋入窩の方向と直径を確認した。 jklabcdefghimnoテクニック
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