歯周再生療法を成功させるテクニックとストラテジー
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b1b3b2CHAPTER 9 術後の合併症,および歯周ポケットの再発CASE 4b1~3 歯周基本治療後,上顎左側臼歯部の歯周再生療法を行った.₆の遠心頰側根から₇の遠心部にかけて,垂直性骨欠損が深い状態であった.₆の遠心根分岐部は可能な限りデブライドメントを行ったが,ミラーテクニックを用いても明視野で確認することはできず,歯石が残っている可能性もあり,不確実な状態となってしまった.₆の歯冠形成を行っていれば,より確実なデブライドメントが可能であったかもしない.「エムドゲイン®」を塗布後,骨移植材(DFDBA)を填入した.369

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