はじめての矯正歯科技工
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aadbbecfcde③36アダムスのクラスプの屈曲法②咬合面方向へのクラスプの屈曲法図4-8a, b a:隅角の幅を確認し,平面上でループを屈曲する.b:ループ部を約45°のハの字に屈曲する.図4-8c〜e c:プライヤーでループ部を把持し約45°のハの字型に屈曲する.d:ハの字型に屈曲できたループ部.e:正面観から観察しループが平行になっていることを確認する.図4-9a〜f a:ループの位置が維持歯の隅角下の歯頸部にあることを確認する.b, c:つぎにプライヤーの先端でループを斜めに把持して咬合面方向へループを屈曲する.d:咬合面観.e:肩の部分の屈曲の際には隣接面部を高くしない.ワイヤーの屈曲点に印を付ける.f:①の印で下方に,②の印で一旦上方に屈曲,③の印で下方に屈曲する.①② なお,永久歯の場合ではアンダーカットが大きいので歯頸部にループ先端を接触させると,アンダーカットが大きすぎて着脱が困難になるばかりか維持歯を痛めることになる.したがって,このような場

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