ITI Treatment Guide Vol11
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13章 臨床ケース報告:デジタルワークフローでのガイデッドサージェリーおよびCAD/CAMを用いたインプラント支持の修復ITI Treatment Guide ・ Volume 11242図24 プロビジョナルレストレーションのCADデザイン。バーチャル咬合器で機能性が確認された。図25 ミリング、ステイニング後のPMMA CAD/CAMプロビジョナルレストレーション。補綴プロファイルに関わる将来的なインプラントポジションを視覚的に確認するためにSRAアナログが修復物に設置された。図26a、b 3Dプリントされた模型上のCAD/CAMプロビジョナルレストレーション(a)。そして、バーチャル咬合器での分析と比較するために、アナログ咬合器(b)で確認された。結果は同等であった。図27a、b 下顎の外科手技。インプラントは、フラップレスアプローチでサージカルガイドを通して埋入された。下顎の外科手技 下顎の外科手技に際し、欠損部歯槽堤の頬側および舌側に局所麻酔(Scandicaine 2%;Septodont)が行われた。15分後、サージカルガイドが下顎に設置された。Straumannガイデッドサージェリーキットの説明書に従って、角化歯肉は円形メスにより切除された。サージカルガイドが撤去され、切開が加えられた軟組織はBuserエレベーターにより摘出された。サージカルガイドは下顎歯槽堤に設置された。外科的プロトコールに従い、インプラント窩形成やインプラント埋入がサージカルガイドを通して行われた。インプラントは6本すべてが50 Ncm以上のトルクで埋入された(図27)。ケトプロフェン(Profenid;Sano-Aventis)100 mgが、1日2回3日間服用するように処方された。患者は帰宅し、3日と7日にリコールを行った;合併症は認められなかった。abab

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