薬YEARBOOK2019
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薬 YEARBOOK '19/'2029アムロジピンベシル酸塩表 歯科医院で処方される主な併用薬との相互作用※高血圧、動脈硬化、心不全、甲状腺機能亢進、糖尿病のある患者および血管攣縮の既往のある患者におけるアドレナリン含有局所麻酔薬の使用は原則禁忌。One Point その他の副作用として口渇、口内炎、味覚異常、(連用により)歯肉肥厚(0.1%未満)が記載されている(先発品添付文書より)。 NSAIDSとの併用で利尿薬、ACE阻害薬、β遮断薬の降圧効果は減弱し、ARBとの併用についてもACE阻害薬と同等に影響を受けるとされている。Ca拮抗薬との併用では、降圧効果への影響は少ないとされる(高血圧治療ガイドライン2014)。NSAIDSとの併用で降圧への影響が少ない ……処方可   ……慎重を要する   ……減量、休薬など   ……併用禁忌/原則禁忌併用薬相互作用方策抗菌薬サワシリン(アモキシシリン水和物)特になし処方可ケフラール(セファクロル)特になし処方可フロモックス(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物)特になし処方可メイアクトMS(セフジトレン ピボキシル)特になし処方可クラリシッド、クラリス(クラリスロマイシン)本剤の濃度上昇の可能性――クラリスロマイシンによる代謝阻害慎重を要するジスロマック(アジスロマイシン水和物)特になし処方可クラビット(レボフロキサシン水和物)特になし処方可抗炎症薬および鎮痛薬カロナール(アセトアミノフェン)特になし処方可SG(イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン)特になし処方可ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)特になし処方可ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)特になし処方可抗真菌薬または抗ウイルス薬フロリード(ミコナゾール)本剤の濃度上昇の可能性――ミコナゾールによる代謝阻害慎重を要するイトリゾール(イトラコナゾール)CYP3A4阻害薬(エリスロマイシンおよびジルチアゼム)により本剤の血中濃度上昇の報告――イトラコナゾールにより本剤の代謝が競合的に阻害される可能性慎重を要するバルトレックス(バラシクロビル塩酸塩)特になし処方可ゾビラックス(アシクロビル)特になし処方可局所麻酔薬エピリド、オーラ、キシロカイン(アドレナリン含有リドカイン塩酸塩)本剤との相互作用に記載はないが、高血圧患者へのアドレナリン含有局所麻酔薬の使用は原則禁忌。特に必要とする場合には慎重に投与する※原則禁忌シタネスト-オクタプレシン(プロピトカイン塩酸塩・フェリプレシン)特になし処方可胃粘膜保護薬ムコスタ(レバミピド)特になし処方可

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