マイクロデンティストリー YEARBOOK 2019
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PART1PART2PART3PART4123別冊the Quintessence 「マイクロデンティストリー YEARBOOK 2019」歯内‐歯周病変へのCBCTとマイクロスコープを用いたアプローチを経過したところでCBCTを撮影し,評価を行った(図19).エックス線写真では経過を追うごとに透過像は減少傾向を示していき,12か月後には消失した.またCBCT画像では,術前に支持骨が消失していた像を示していたが,エンド治療だけで周囲骨の再生が生じていることが確認された. 歯内‐歯周病変クラスⅠでは,歯髄が失活し根尖周囲や分岐部にエックス線透過像が認められ,進行図11 マイクロスコープを使用すると根尖部のアピカルプラグがしっかり見える(白矢印).図10 CWCT法で根管充填,マスターコーン挿入時.図12 根管充填直後のデンタルエックス線画像.図13 同偏心投影.1312図14 根管充填後1か月のデンタルエックス線写真.図15 根管充填後3か月のデンタルエックス線写真.1514図16 根管充填後6か月のデンタルエックス線写真.図17 根管充填後9か月のデンタルエックス線写真.1716

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