骨補填材料&メンブレンの歴史的変遷と最新トレンド
6/8

図15  インプラント埋入後3ヵ月経過時の二次手術直前の口腔内写真。歯槽堤が水平的にやや吸収しているため、二次手術はパンチ法ではなくロール法を選択した。 図16  ロール法のために半月状弁を形成し、上皮を除去したうえで半月状弁を唇側に内翻させ、縫合、固定した。その後、プロビジョナルレストレーション作製のための印象採得を行った。半月状弁の内側への翻転は、唇側から刺入したポジショニングスーチャーを半月状弁に通し、縫合糸を指で引きながら、ピンセットも用いて唇側フラップ内に引き込み、結紮する。 図17  2週間後、抜糸とプロビジョナルレストレーション装着時。11間に大きなブラックトライアングルを認める。プロビジョナルレストレーションのサブジンジバルカントゥアを調整しながら、歯間乳頭部がクリーピングしてくるのを待つ。 図18  プロビジョナルレストレーション装着後6ヵ月。歯間乳頭部の軟組織がクリーピングしてきたところで、最終補綴装置作製のための印象採得を行った。50

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る