歯周外科ベーシックテクニック もっと上達したい人のためのポイント解説
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特徴 ◦歯周外科治療ではもっとも使用頻度が高い◦簡便かつ緊密に縫合できる◦抜糸が容易◦刺入点が2か所のみで組織に対する侵襲が少ない◦縫合糸のテンションのコントロールが容易である こんなときに選択!◦他の項で特記する以外は,ほぼすべての場合に用いることができる❶単純縫合歯肉弁が厚い場合は,バイトサイズ(創縁から刺入点までの距離,79ページ図7参照)を大きめに設定する➡頬側扌舌側縫合法の種類基本のポイントを確認縫合の原則 多種多様な縫合法が存在するが,いずれも剥離した歯肉弁の創面・創縁を適切かつ均等なテンションで密着させることが重要である.これができていないと,いかに他の手技がうまくいったとしても,歯周外科治療の成功率は高くならないであろう.創面・創縁が均等なテンションで密着している68

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