DECAFG(B)サージカルソケットクを使用し、すぐれた成功率を示している。このインプラント治療のすべての術式は、10倍を超える作業倍率を有する手術用顕微鏡を用いて行うことができる。マイクロサージェリーを行うことにより組織への侵襲が最小限に抑えられているため、マイクロサージェリーによる抜歯、抜歯窩への正確なインプラント埋入、解剖学的に適切なプロビジョナルレストレーションの装着などの同時手術後も、ほとんど、またはまったく患者による不快感が報告されていない。抜歯またはインプラント埋入を行う前に歯と歯肉の結合を確立し、インプラントクラウンに適したエマージェンスプロファイルを獲得するために、保存不可能な歯の透明なシリコーン印象を採得しなければならない(図8-9a参照)。顕微鏡は視覚機能を強化し、外科処置の精度を改善する。マイクロサージェリーの原理および器具は、歯肉および骨の解剖学的構造を保存するための抜歯に適用可能である(図8-6、8-7)。歯間乳頭8)への損傷を回避するために、歯根を最小限の側方力で抜歯窩から垂直的に抜歯することができ、さらに拡大視野下では、他315図8-5 SMILEテクニック:インプラント埋入における口蓋側へのアプローチ(A)、抜歯後の抜歯窩への外科処置(B)、粒子状異種骨移植片(C)、粒子状自家骨移植片(D)、コラーゲンメンブレン(E)、上皮下結合組織移植片(F)、スクリュー固定式プロビジョナルクラウン(G)。臨床例インプラントマイクロサージェリー保存不可能な歯のシリコーン印象(手順1)最小の侵襲での抜歯(手順2~5)臨床例著者らは、過去10年以上にわたってSMILEテクニッ
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