3Dイラストで見るぺリオドンタルプラスティックサージェリー 天然歯編
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14ペリオドンタルプラスティックサージェリーのための外科基本手技1章01カットバック。カットバック図1-1-5a02図1-1-5b01 減張切開の際に併用する縦切開15CでMGJを越えるところまで縦切開を加える。この場合、歯肉弁を歯冠側へ移動をするため、以下の点に注意する。①刃部の歯肉に対する角度:ベベルを付与する。②骨面に達するか否か(切開の深さ):全層弁の場合は骨に達する深さ、部分層弁の場合は骨に達しない深さ。③MGJを越えるか否か(切開の長さ):減張切開を行うので、MGJを越える。減張切開図1-1-4a02図1-1-4b03図1-1-4c01減張切開で作られた「伸びしろ」が見られる。02隣在歯を覆うほどまで減張されている。03マイクロ剥離子イグルハルトを用いて、フラップを全層弁で剥離していく。フラップが全層弁で剥離された状態。15Cやハサミを用いて骨膜減張切開を行う。減張が足りない場合はメスの背面で骨膜の緊張を鈍的に切離したり、「カットバック」を入れる。

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