下顎総義歯吸着テクニック ザ・プロフェッショナル
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概形印象体上顎に概形印象体を圧接する。印象体を口腔内に戻して圧することで、印象体にラインが複写される口腔内を見ながら、小帯の動きやフラビーガム部などを考慮した個人トレーのデザインを描く。石膏を注入すると、そのラインが石膏にそのまま残る患者にアーと発音させると、軟口蓋が上昇し振動する。(A-line Method)あるいは、術者が患者の鼻をつまんで、鼻から息を吐くように命じると硬口蓋のすぐ後ろにある軟口蓋が下垂する(Nose Blow Eect)。硬口蓋と軟口蓋の境界を見つけラインをペンで印記する図4 個人トレーの後方部の決定法。個人トレーの後方部の決定臨床実践2 上下顎難症例・ClassⅡ-division2で上顎フラビーガム&高度の下顎顎堤吸収をもつ症例79

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