知らなかった！体に良いもの悪いものポイント20

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29は、発がんの危険性が高まることが証明されています。赤い顔で飲酒するグループの血中アセトアルデヒド濃度は、赤くならないグループ（日本人の58%は赤くなりません）に比べて4～6倍も高くなるため、とくに食道がん、咽頭がんの危険性が高まります。お酒好きな読者の皆さんの中でフラッシャーの方は、毎日飲酒することは避けましょう。せめて、週の半分以上は禁酒をしましょう。　私の所属する日本頭頸部癌学会では、2006年から禁煙節酒宣言を行っています。この宣言の中で、タバコについては禁止、受動喫煙も禁止、飲酒に関しては過度な飲酒量では食道・下咽頭がんのリスクを高めることを警告しています。　喫煙は周囲に発がん物質をまき散らしますが、飲酒は周囲に迷惑はかかりませんから、お酒は飲みすぎに注意して適量を楽しみましょう。