マイクロデンティストリー YEARBOOK 2015/2016
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121994年 ウィーン大学教授のSlavicekのセミナーへ参加した際に顕微鏡に出会う.1995年 東京歯科大学・中川寛一先生のセミナーでマイクロエンドサージェリーを知る.2000年 平田哲也先生のセミナーを受け,4月の開業に向けてマイクロスコープを導入,使用開始.2005年 顕微鏡歯科治療のセミナーを始める. 顕微鏡歯科治療入門書(分担)発刊.PROergo(Carl Zeiss)・外付けカメラ:500HD(池上通信)+オートアイリス・ハロゲン光源・iPad用ステー(自作)(X-pを手元で見るために)・フロアスタンドを床固定・無段階ズーム・バリオフォーカス(200~415mm)・フォルダブルチューブ・アウトラインレティクル(撮影範囲の目安)・ジョイスティック型フットペダル カウンターバランスと電磁ロッククラッチによるスムーズな取り廻しと明るいシャープな視界が決め手で購入. 純正のフットペダルは使いにくく,ジョイスティック型のフットペダルを開発(白水貿易から販売)したことで飛躍的に治療がスムーズになった.手を使わずに,低倍率から高倍率まで倍率とフォーカスを変えることができるので,診療を中断することなく,全体像を把握しつつ局所の治療をすることができるようになった.とかく立体的に見えにくいといわれがちな顕微鏡だが,定倍率になってしまうことが大きな原因であるから,このフットペダルは非常に有益である.これを使わないPROergoは,本来の機能の半分も発揮されていない.顕微鏡導入のきっかけ3マイ顕微鏡4ジョイスティック型フットペダルiPad用ステー別冊the Quintessence 「マイクロデンティストリー YEARBOOK 2015/2016」PART1 マイスタイル顕微鏡
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