院長必須! 人材から人財へ育て上げる36の秘訣
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開発どころか、劣等感の塊にしてしまうことさえあります。 大事なことは、ティーチングとコーチングの違いを理解すること〔図表5〕。仕事が楽しいと思う前に、新人のノビノビさや、最後には笑顔まで失わせてしまう危険な状況を生み出してしまいます。院長先生には、ぜひこの点を知っておいていただきたいのです。 繰り返しますが、新人が“困難を自分で考えて克服する=自分力”をつける、つまり「困難に正面から向き合って頑張るのか?」Vs「困難から逃げ出したり落ち込んだりするのか?」――この結果は2年目で大きな差となります。 上から目線ではなく、横から目線で導く――これが、私の考える“新しい人財開発にかかわる方に持っておいてほしい意識”だと考えています。ティーチングとコーチングの違い〔図表5〕Teaching(ティーチング)Coaching(コーチング)・正解を相手の理解度に合わせてこちらが教えてあげる・教える側が主体者(ベテラン・先輩・上司など)・教える側の方法で教えてあげる・正解は教える側にある・インフォメーションスタイルに近い一方通行・自分で正解を見つけられるように教えず支援する・教わる側が主体者(新人・後輩・部下など)・教わる側が自ら考えてやる・正解は教わる側にある・コミュニケーションスタイルに近い双方向48

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