e図16e,f 診断用ワックスアップ.矮小歯である側切歯は口蓋側も修復が必要であった.abf図16a,b a:患者は30代,女性.主訴は「歯と歯の隙間が気になる」.患者は正中離開の改善を主訴に矯正歯科医院に来院された.矯正医と筆者との相談の結果,審美改善には修復治療を前提とした矯正歯科治療が必要だと判断した.このような場合,ブラケット除去前に修復治療の観点から再度チェックすることが望ましい.とくに切縁やガムラインの位置を観察する.診断用ワックスアップを行った結果,中切歯は通常の,側切歯は360°ラミネートベニアを計画した.b:術後の状態.図16c 矯正歯科治療終了前のチェック.図16d 咬合と歯頸線を整えた状態で矯正歯科治療終了.ブラケット除去後の正面観および側方運動時(犬歯ガイドがとれている).7676形態改善①
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