ジャパニーズ エステティック デンティストリー 2014
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OBAMA53THE JAPANESE JOURNAL OF ESTHETIC DENTISTRYISSUE 2014 現在では歯科用CTと組み合わせることで二次外科時を除く診断•一次外科•補綴に至るまでの応用が可能である。確かに、その応用は、診断と外科処置、強度と生体親和性にすぐれているマテリアルの応用を可能とし、各ステップの簡便性、確実性、作業環境の改善などの利点を応用することにより、患者の要望する審美性の回復にきわめて有効な手法であるといえる。とはいえ、CAD/CAMの基礎知識と、従来そして現時点でも手作業で行わなければならない技術が習得できていることが有効利用するには必要不可欠である。 本稿では、前歯部複数歯欠損においてCAD/CAMシステムをより効果的に臨床応用するための各治療ステップの考慮事項について解説する。

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