ジャパニーズ エステティック デンティストリー 2014
6/8

43THE JAPANESE JOURNAL OF ESTHETIC DENTISTRYISSUE 2014OKAWAFig 38 上顎4前歯唇側の支台歯形成。支台歯形成は、最終的なプロビジョナルレストレーションで審美・機能を再評価したモックアップに見立て、プロビジョナルレストレーションから必要な形成量のガイドグルーブを付与して行った34。本図は切縁のガイドグルーブ形成後。今回は歯冠長を平均値よりやや短くしたため、1.0mmとした。Fig 39 同じく、唇面のガイドグルーブ形成。ジンジバル1/3:0.3mm、ミドル1/3:0.5mm、インサイザル1/3:0.5mm。Fig 40 同じく、隣接面のガイドグルーブ形成。Fig 41 モックアップを装着し、ガイドグルーブの最深部にマーキングを行った。Fig 42 ガイドグルーブ形成を進め、モックアップを撤去した状態。支台歯形成しなければならない部分が簡単に判断できる。とくに中切歯部において、歯質のさらなる形成はほとんど必要ないことがわかる。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です