ピエゾのススメ
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3部1章9 サイナスフロアエレベーション(側方アプローチ)糸瀬正通109図3‐1‐9‐1 サージカルテンプレートにはX線診査のためのガイドピンを装着する。図3‐1‐9‐2 CTクロスセクショナル画像にて、歯槽骨量と開窓部の位置、血管の有無を診査する。CTサジタル画像にてインプラント埋入方向の診査を行う。図3‐1‐9‐3 歯槽頂から開窓部までの距離を測定し開窓部の設計を行う。図3‐1‐9‐7 SG11で、開窓辺縁部の洞粘膜を全周にわたり1.5mmほど剥離する。このチップの振動剥離効果により手用器具の挿入が容易になる。図3‐1‐9‐6 若木骨折後、ラテラルウインドの骨壁を上顎洞粘膜より剥離し、PRP血液のシャーレ内で保存する。図3‐1‐9‐5 側方アプローチによる骨溝形成後、マレットとオステオトームで軽く槌打し、若木骨折させる。図3‐1‐9‐4 骨窓が厚い場合は最初にフィッシャーバー#699、#700で骨が洞粘膜より0.5mmほどになるまで骨溝を形成し、それからSG15Aチップを用いて上顎洞粘膜が青白く透けて見えてくるまで慎重に形成する。骨壁が洞内に迷入しない外開きのデザインにする。
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