ピエゾのススメ
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2部1章2 下顎埋伏智歯の抜歯吉浦由貴子29図2‐1‐2‐1 術前パノラマX線写真。遠心部歯冠部が陥入している埋伏智歯。図2‐1‐2‐2 CT画像(歯列平行断像)。根尖部は下顎管上縁に近接している()。図2‐1‐2‐6 抜歯窩の治癒促進のため、PRFを抜歯窩に填入し縫合を行う。翌日の洗浄時、腫脹も疼痛もほとんどなく経過良好であった。図2‐1‐2‐5 カーバイドバーにて頬側から舌側方向に歯冠分割を行う。舌側皮質骨側の分割は危険なため、SG17を用いるとよい。切削の感覚がわかりやすいため、エナメル質の切削が完了したことを感知できる。切削後、分割抜歯を行う。図2‐1‐2‐4 SG17を用いて歯冠を被覆している結合組織と骨の除去を行う。キャビテーション効果とLEDライトにより、歯冠と歯槽骨の境界が良好な視野のもと確認できる。図2‐1‐2‐3 剥離子を用いて粘膜骨膜弁を翻転し、埋伏智歯の歯冠周囲を確認する。

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