新・歯科人間ドック基本マニュアル
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口腔外検査5唾液の緩衝能検査(図4)①スポイトを用いて0.5mLの唾液を採取し、判定チューブに入れる。② 判定チューブの蓋をしっかりと閉め、4~5回唾液と試液がよく混ざるようにゆっくりと転倒混和する。③ 判定チューブの色と判定用カラーチャートを比較し、唾液緩衝能を測定する。6歯周病検査(図5)(反応試験紙は15分ほど前に冷蔵庫から出し室温に戻しておく)① スポイトを用いて1mLの唾液を採取し、これを水で5倍に希釈し測定用試料とする。② 反応試験紙下端の試料添加部(パッド部分の半分程度)を測定用試料に浸す。③ 5分後に反応試験紙の固定化部を観察し、判定見本と比較して陽性、陰性を判定する。コップに対して図のように反応試験紙を差し込んでください(コップの壁面に反応試験紙をくっつけない)。反応試験紙を浸したまま、5分後に、反応紙の抗体固定化部を観察し、判定見本と比較して陽性、陰性を判定します。飲食または歯磨き等の事前情報を確認(飲食または歯磨き後2時間以上経過してから、検体の採取を行ってください)事前に冷蔵庫から出して15分程度置いて室温に戻してください。反応試験紙下端の試料添加部(パッド部分の半分程度)を測定用試料に浸します。図5 歯周病検査。28
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