図1 当法人のスターシステム導入時のランクの一例 1スターは、試用期間が終了した者で、正社員としての権利をもち、義務は特にない。 2スターは1スターよりランクアップした者(6ポイント)で、スター月次賞与が5,000円、昇給1,000円、賞与における人事評価ポイント1.2倍の権利をもつ。1スターおよび新人の教育指導や身だしなみ・清掃チェックを行う義務がある。更新するには5ポイントが必要となる。1スター試用期間終了直前試用期間終了テスト8割以上正解なしなし(早く医院に慣れてもらう)正社員なしなしなし 3スターは2スターよりランクアップした者(9ポイント)で、スター月次賞与が10,000円、昇給2,000円、賞与における人事評価ポイント1.3倍の権利をもつ。2スターの教育(チーフクラスとして部下の教育・管理)や材料・消耗品・物品の見直し、分院支援などの義務がある。更新には7ポイントが必要となる。3スターテスト8割以上正解副院長同等スター会議の参加、幹部会議の参加、2スター教育、3スターセミナー参加、材料費の見直し、DH・DA勉強会運営、分院スター月次賞与:10,000円※1昇給:2,000円賞与:人事評価ポイント×1.3倍取得から1年7ポイント※22スターより優先権をもつ(1スターを基準)※1:内訳は「みなし残業代」。会議や買い出し、資料作成の時間に該当する。※2:昇格日から1年間の合計。受験条件合格条件ランク義務権利有効期限更新条件有給休暇2スター6ポイント2スターテスト8割以上正解リーダースター会議の参加、1スター・新人教育指導、2スターセミナー参加、身だしなみ・清掃チェックスター月次賞与:5,000円※1昇給:1,000円賞与:人事評価ポイント×1.2倍取得から1年5ポイント※21スターより優先権をもつ第7章 実践事例3スター9ポイント支援1891.当法人のスターシステム スターシステムは、スタッフの診療時間外の業務に対し、負担に応じたポイントを付与して、1年間で一定のポイントを貯めた者にはランクアップ(1回に1ランクアップが上限)を行い、ランクに応じて次年度に+αとなる報酬を付与する制度である(詳しくは第2章参照)。 当法人にスターシステムを導入した時のランクの一例を図1に示す。
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