歯科矯正学における3D診断および治療計画
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163図7.3 医療用CTデータからの三次元再構成図。図7.4 口を開けている患者の顎関節領域を示す複数の冠状断面CBCT画像。態学的な状態が詳細に観察され、測定される15。 一方、CBCTはそのコントラスト分解機能のために、顎関節の骨構造の評価にのみ限定される。したがって、損傷の場合など軟組織の画像化が必要な場合、最初に選択すべき検査は、可能性のある顎関節の損傷を診断するためのMRIであり、CBCTはこれらの変化が顎関節の骨構造に関与している場合にのみ適応されることになる16。7 顎関節症(TMD)と歯科矯正診断に応用される画像技術

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