観的評価により,MADの使用状態が良好であれば,客観的評価のためMAD装着時の睡眠時無呼吸検査を行い,睡眠歯科治療の効果を評価する. 睡眠歯科治療の効果がみられる場合は定期的なメインテナンスへと移行し,長期間継続してMADを装着できるよう指導とコーチングを行う.第4章 睡眠歯科治療の進め方STEP4 睡眠歯科術前検査:SRBDの診断を踏まえ,歯科でMADの製作および装着が可能であるかの判断をするための睡眠歯科術前検査を行う.STEP10 治療過程における主観的評価,MAD調整:MAD装着後は,主訴の改善や痛みや咬合変化等の副作用を確認する主観的評価を行う.筋筋膜痛や歯痛等の副作用がみられる場合,MADの調整やストレッチ等を行う.第7章94ページ〜を参照第11章154〜169ページを参照STEP5 治療計画の立案:スクリーニング,カウンセリング,睡眠時無呼吸検査の結果を基に,睡眠歯科治療計画を立案する.また,患者に適したMADを選択する.STEP11 客観的評価のための睡眠時無呼吸検査:主観的評価よりMADの使用状態が良好であれば,客観的評価のため,MAD装着時の睡眠時無呼吸検査を行い,睡眠歯科治療の効果を評価する.第8章114ページ〜を参照第3章42ページ〜を参照STEP6 睡眠歯科コンサルテーション:治療計画の立案が終わり,睡眠歯科治療が適用であると判断した場合,睡眠歯科コンサルテーションを行い,MADの選択や決定に向けて,患者の意思決定に対するサポートを行う.STEP12 メインテナンス,指導,コーチング:睡眠歯科治療の効果がみられる場合は,定期的なメインテナンスへと移行し,長期間継続してMADを装着できるよう指導とコーチングを行う.第12章174〜178ページを参照第12章178〜180ページを参照65
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