審美インプラントの治療戦略
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cR10-8a〜e a:最終補綴装置装着後1年の正面観。1部は即時に装着したアバットメントを活かしてセメント固定で、2部はスクリュー固定で上部構造を装着した。(技工担当:夛田博知氏) b:同デンタルX線写真。インプラント間の骨は、残置させた2の歯根片の歯根膜により、高い位置に維持されている。また1部は、インプラント埋入時に装着したアバットメントを、一度も脱着せずに最終補綴まで行ったので、インプラントのプラットフォームを越えアバットメント周囲まで骨が再生している。c:同咬合面観。12部の唇側組織は十分なボリュームを維持している。d:同1部CBCT矢状断画像。唇側骨は十分な厚みを保っている。e:同2部CBCT矢状断画像。唇側に残置させた歯根片が確認できる。89R10-7c、d c:即時にプロビジョナルレストレーションを装着し、軟組織形態をサポートする。d:2部埋入後のデンタルX線写真。インプラントの近心に残置させた歯根が確認できる。この歯根の歯根膜が1部との間の骨を維持するのに役立つ。cdabdeChapter 2 これから抜歯を行う部位への治療戦略

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