アレキサンダーディシプリン第3巻_NoLink
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13192249表 5-7 アーチワイヤーの順序個別の矯正力 6 3 3 3 10.016 NiTi 0.0175マルチストランド0.016 SS17×25 SS動的治療期間:二期上顎0.0175マルチストランド0.016 SS 17×25 SS動的治療期間:下顎0.0175マルチストランド0.016 SS 17×25 TMA17×25 SS動的治療期間:期間 (月)表 5-6サービカルフェイスボウ 11136サービカルフェイスボウ 顎間ゴム正中/2級ゴム 2級ゴム 頬側部四角ゴムフィニシングゴム 21か月23か月17か月18咬合を早期に改善すべきであると判断した.治療計画第一段階治療は,上顎側切歯が未萌出のため上顎に2×2を装着することから開始した.側切歯が萌出した時,中切歯アーチワイヤー一期上顎110に次いで側切歯にもブラケットをつけ,過萌出を防いだ(図5-6i~図5-6u).評価第一段階の治療期間は21か月であった.その2年後,永久歯列完成後に第二段階治療を開始した(図5-6v~図5-6jj).第二段階の治療期間は23か月であった.図5-6kk~図5-6uuは最終的な治療結果である.考察総治療期間は5年6か月であったが,第二段階の動的治療期間は2年未満であった.期間 (月)矯正力一期二期5 • 早期治療概要8歳11か月の女児.Ⅱ級2類不正咬合を呈していた(図5-6a~図5-6g).骨格性Ⅱ級に加えて上顎切歯には6mmのオーバーバイトがあり,U1 to SNは90°であった(図5-6h).下顎に軽度のアーチレングスディスクレパンシーを認めた.検査と診断通常は上顎側切歯が萌出してから治療を開始するが,過蓋症例 5-3

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