無歯顎補綴の治療戦略_NoLink
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98PM-linePTV平面第3頸椎第4頸椎ZAC-LineFH平面ANS-Mentolabialsulcus舌骨CHAPTER 7図10h図10i図10j図10k図10h〜k コピーデンチャーを用意し,鉛箔を上下前歯,顎舌骨筋線前縁,ZAC-line相当部位に貼り付け,側方セファログラムを撮影する.舌骨の位置より下顎位が適正であることを確認後,ANS-Mentolabial sulcusを結ぶ線(オレンジ)と前歯の鉛箔の位置を確認し,誤差を計測,修正してデン チャースペースの記録と咬座印象を行う.図10l図10m図10n図10o図10l〜o インサイザルピンの位置と上顎顎堤との距離をみると,本来あった前歯の位置から重度の顎堤吸収をしていることがわかる.人工歯排列を行ったところ,旧義歯に比べ歯列も左右対称性をもち,自然なアーチになっている.前歯の位置も前方に位置している.

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