プレパレーションガイドライン
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従来型のプレパレーション 箱型支台歯形成およびショルダー形成は不利なセラミックデザインとなる.平坦な窩底部をともなうプレパレーション 引張応力を発生させてしまう理想的ではないセラミックデザインになってしまい,また歯質を保存するものとはならない.円滑なプレパレーション セラミック体の形状としては理想的で,歯質は保存できるが,平行に切断されたエナメル小柱は接着結合には不利になる.セラミック修復にふさわしいプレパレーション 理想的な形成デザインは,結果的にコンパクトで複雑ではないセラミック体の形状をもたらし,凸面となっている窩底部によって,引張応力が圧縮応力へと変換され,よりよい接着結合がエナメル小柱を斜めに切断することによって得られる.プレパレーションを決定するための論拠となるセラミック体の形状2222
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