a図4-23a、b ワックスアップはデジタル上にて行ってもらっている。CRで付着した位置から、前歯部の早期接触を除去し、全体の理想的な形態回復が行えるところまで反時計回りに回転させる位置を咬合高径とする。a図4-25a、b さらに咬合接触点は適正に付与され、犬歯がⅠ級関係となりM型のガイドが取れるようになる。bbba図4-24a、b (a)スタディーモデル。黄色部:CRでのワックスアップ前。(b)ワックスアップ後の状態。淡緑色部:補綴予定部位、紫色部:形態回復予定部位。早期接触の削合調整によって適正なアンテリアカップリングが得られ、すべてのtooth wearが回復される。臼歯部の補綴予定部位にも適正な形態が得られる。咬合平面は上顎が平坦化、下顎が急峻化される。143第4章 症例供覧ワックスアップ
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