これからのデジタル歯科がわかる本
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図8 顕微鏡下でマージン余剰部をトリミングすると、実際のマージンに対して精度の高い適合を得られる。対処方法1に比べて精度高く、作業時間の短縮が図れる。図10 本来はチッピングを防ぐためにマージン外周に厚みを持たせる機能である「オフセット機能」を活用、数値を調節し不足部分を延長する。図12 データ加工ソフト「POLYGONALmeister」はエッジ部のポリゴンを集めて擬似的に再現する専用ソフトである。図14 修正後、マージン付近のポリゴンの密度が高まっている様子が認められる。図9 マージン接線角度を大きくすると、エッジロス開始位置にほぼ等しいと推定される位置にマージン設定をすることができる。図11 具体例。マージン接線角度をデフォルトの0°から50°に変更すると、デフォルトの0°と比較してマージンがやや内側に設定されているのがわかる。図13 通法どおりスキャンをした状態(左)ではマージンが丸みを帯びているのが確認できる。修正したいマージン部分を指定し(中)、実行するとエッジがシャープになる(右)。33デジタル技工の落とし穴 木村健二

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