1ピースタイプ● 歯根タイプ● ブレードタイプ● 骨膜下タイプ● 自家製タイプ超音波切削器具または回転切削器具による骨削除手用器具による撤去※撤去困難な場合は,超音波および回転切削器具を併用して撤去.逆回転撤去器具が適合しないものは「インプラント破折あり」に準じて撤去.インプラント破折なし9CHAPTER 2 インプラントの撤去のプロトコル動揺あり1ピースタイプ● 歯根タイプ ● ブレードタイプ● 骨膜下タイプ ● 自家製タイプ※ブレードタイプで動揺があっても撤去困難な場合は,「動揺なし」に準じて撤去.2ピースタイプ● 歯根タイプ手用器具による撤去図2 インプラント撤去プロトコル.動揺なし2ピースタイプ● 歯根タイプインプラント破折あり※アバットメントスクリューの破折で破折片が撤去できない場合も含む.破折片が撤去できた場合,インプラント体破折が軽度の場合は,逆回転撤去器具でも撤去可能な場合あり.逆回転撤去器具による撤去(1)インプラント周囲の骨を削除して,挺子作用で撤去する方法(2)オッセオインテグレーションによる骨結合を超える力で逆回転させて,撤去する方法(reverse torque ●手用器具には,エレベーター(ヘーベル),破骨鉗子などの鉗子類,骨ノミなどがあり,動揺のあるインプラントの撤去,あるいは周囲骨削除後にインプラントを動揺させるために用いている.●回転切削器具には,トレフィンバー,フィッシャー③使用する器具●インプラント撤去に使用する器具には,手用器具(図3),回転切削器具(図4),超音波切削器具(図5),逆回転撤去器具(図6)がある.(Ratchet) technique,counter -torque (Ratchet) technique) で対応する1~4.バー・ラウンドバー,ダイヤモンドバーを使用している.●超音波切削器具には,さまざま形状のチップが用意されており,用途によって使い分けている.●逆回転撤去器具には,各インプラントメーカーの埋入用ドライバーや専用撤去ツール,さまざまなインプラントメーカーに対応可能な逆回転撤去器具がある.
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