ペリオ&咬合全顎ケースに悩んだ時に読む本
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図1 上顎臼歯部インプラント予定.図3 下顎臼歯部インプラント予定. 欠損補綴のオプションとしてインプラント治療は大きな福音となった.インプラント治療を行うためには十分な骨量が必要で,足りない場合は骨造成を行う.骨造成のタイミングとしては,インプラント前とインプラント時の2つのタイミングがある.最近では大がかりな処置を避けて,低侵襲でのアプローチが可能な場合も多くなってきた(図1〜4).そのためには的確な診断,効率的な手技の研鑽が必要なことはいうまでもない.このパートでは,インプラント治療での骨造成とその予後について解説する.図2 サイナスリフト後にインプラント埋入.図4 抜歯時にソケットプリザベーションを行い,インプラント埋入.202インプラント治療での骨造成

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