PRD YEARBOOK 2021
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別冊the Quintessence PRD YEARBOOK 2021外科II/Urban IA et al図2 オープンヒーリングCTGと併用したLGGの代表的症例。(a)骨再建とインプラント埋入後における粘膜歯肉が変形した状態の正面観。(b)歯肉弁根尖側移動術+LGG。(c、d)コラーゲンマトリックスと併用したLGGとCTGの正面観および咬合面観。(e)2週間の治癒後における移植部位の正面観。(f)治癒10ヵ月後における軟組織移植部位の正面観。ジルコニウムのテンポラリークラウンがインプラントに装着されていることに着目。この患者は、優れた満足度を報告したが、歯肉色には明らかな違いがある。この色の違いは、移植片がより口蓋で採取されていることと、CTGのオープンヒーリングに起因している可能性がある。歯肉の対称性はまだ達成されておらず、上顎中切歯ではわずかな歯肉退縮があり、この部位の近くで縫合されたLGGが原因である可能性があることに着目。本ケースはこの種の合併症を患った唯一の患者で、最終的な上部構造製作前に、退縮部分の修正を行うことが計画されている。(g)荷重付与後におけるインプラントのデンタルX線写真。adgbecf87

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