そのまま使える! スキルも上がる! ブラッシング指導テクニック
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107 SRP後に、前ページの内容をお伝えし、余裕があればさらにたとえ話を使ってお伝えしていきます。言葉がけの例 腕に怪我をしたとします。その傷を病院で処置をしてきれいにしました。その後外で遊んで傷に泥をつけてしまった場合、そのままでは傷口はジクジクしていますが、毎日水で洗ってきれいにしていると、傷口は治癒に向かってふさがれていきます。それと同じで普段取れない感染 SRP移行後は、患者さんが治癒に興味を持っているときだからこそ、ブラッシングへの意欲をさらに高めてもらう時期です。そこで筆者は、SRP後にたとえ話を用いることがあります。患者さんにとってわかりやすい表現であるため、ブラッシングの必要性を理解してもらえることがありますし、やる気が上がるときもあります。モチベーションは、日々のちょっとしたところで少しづつ行い続けるものです。たとえ話を使ってさらに理解を深める2指導例 「きれいにしていると治りやすい」というイメージがつくような補足をすることで、患者さんの中の納得度が上がることがよくあります。をしっかり取り除きましたのでその状態を毎日維持していただけると、生体は必ず治癒に向かって動きます。お口の中の場合、お食事をするたびに汚れますので、その汚れを歯磨きで落としていただけると、より効果が出やすくなります。その8

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