ゼロボーンロスコンセプト
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146インプラント埋入における臨床的な推奨事項≧3mm<3mm<3mmPuis˘ysとLinkevic˘iusの術式<12mm>12 mm図10-1 3つの異なる臨床状況において推奨されるプロトコールの要約図。(a)十分な量の垂直的な軟組織の厚さが存在する(すなわち、3mm以上)。(b)垂直的な軟組織の厚さは3mm未満であるが、解剖学的な構造物までの骨の高さは12mmを超えている。(c)垂直的な軟組織の厚さが3mm未満、骨の高さが12mm未満である。abc図10-2 3mm以上の軟組織の厚さがある症例におけるボーンレベルインプラントの埋入。(a)インプラントは骨縁レベルに埋入される。(b)インプラント埋入後にヒーリングアバットメントを装着する。(c)術後7日で抜糸した後の臨床像。(d、e)インプラント埋入から2か月後の軟組織の治癒。(f、g)軟組織は良好に治癒し、生物学的幅径がすでに形成されている。(h)5年後、骨吸収はなく、むしろ骨の皮質化の兆候がある。これは、厚い軟組織のバイオタイプの特徴である。(i)スクリュー固定式のジルコニアクラウンは、本書の「セクションⅡ 補綴的コンセプト」で説明するように、付着歯肉の獲得に非常に重要な役割を果たす。ihgfedcba

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