誰しもが一流の歯科医師になりたいと思い，そのステージを目指します．しかし往々にて，一流の歯科医師というものを勘違いします（売上を上げて三流，人を育てて二流，育てた人が結果を出してやっと一流です）． 今まで，自分よりも優れた歯科医師を何人育てましたか？ 売上を上げられるようになったから開業するという歯科医師が多いですが，それでは三流です．「人を育てて，結果を出してなんぼ」ということです． 歯科医院開業後の究極の業務の1つに，歯科医師教育があります．三流の歯科医師は立派な売上が上げられますが，一流の歯科医師は自分以上の実力のある歯科医師を育て結果を出します．つまり，自分よりもすばらしい歯科医師を何人育てることができるか？ これが開業前の1番の大きな仕事になります． 「売上をこれだけ上げられるようになった！」「自費率がこんなに高い！」「1日に何人患者を診ている！」「だから開業する！」という歯科医師では三流止まりで，他人のふんどしで相撲をとっているにすぎないことに早く気づきましょう．1億円の歯科医院をめざすなら，一流の歯科医師になっておく必要があります．26一流と三流の歯科医師の違い
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