歯磨剤選び方ガイド
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STEP1ターゲットSTEP1ターゲットSTEP1ターゲットSTEP1ターゲット処方パターン処方パターン処方パターン処方パターン成分処方・製剤処方成分処方・製剤処方成分処方・製剤処方成分処方・製剤処方き2粒、20分を目安に摂取する処方を計画しました。 なお、ブラッシングで使用するツールは、ヘッド幅が広めで、歯磨剤の成分を歯面に届けやすいDENT.EX systema genki (ライオン歯科材)を選択しました。STEP4製品STEP4製品STEP4製品STEP4製品55CASE 1:白濁のある初期う蝕STEP2STEP2STEP2STEP2STEP3STEP3STEP3STEP3う蝕リスクが高い白濁を消したい、酸を抑えたいプラークによる歯肉炎磨き残したプラークが強い酸を放出しているフッ化物イオンによる脱灰抑制、再石灰化促進を目的に、T1-01(Part2 P.27)を選択浅いホワイトスポットの縮小を目的に、 T2-04(Part2 P.33)を選択浮遊性菌・バイオフィルムの殺菌を目的に、T5-02(Part2 P.41)を選択プラーク内酸緩衝を目的に、T7-02(Part2 P.50)を選択う蝕リスクがかなり高いと判断されたため、口腔内残留フッ化物濃度がより高いフッ化物洗口液を選択歯面内部の脱灰病変を縮小させるため、fTCP(リン酸三カルシウム)系歯磨剤を選択。また、唾液を再石灰化に有利な状態にして脱灰病変に浸透させるため、POs-Ca Fも追加殺菌効果を発揮するCPC(塩化セチルピリジニウム)配合の歯磨剤を選択プラーク内の酸緩衝作用を有するCPP-ACP(カゼインホスホペプチド-非結晶リン酸カルシウム)を選択*クリンプロ歯みがきペースト(950ppmF)より同F1450に処方を変更している。*クリンプロ歯みがきペースト(950ppmF)より同F1450に処方を変更している。MIペースト(ジーシー)就寝前使用で使用後洗口不要のため選択。※CPP-ACPは牛乳タンパク由来のため、牛乳アレルギーがないか事前に要確認フッ化ナトリウム洗口液0.1% 「ジーシー」(ジーシー)フッ化物洗口液は製剤による効能効果に差がないため、香味・嗜好で本製品を選択。※誤飲の恐れがないか事前に要確認クリンプロ™歯みがき ペースト F1450(スリーエムジャパン)*ポスカF(モリタ)清掃剤による効果とfTCPによる再石灰化促進を期待してクリンプロ、日中の唾液による再石灰化効果を向上させるためポスカFを選択クリンプロ™歯みがき ペースト F1450(スリーエムジャパン)*fTCPと同時にCPCを配合しているため選択その1その2その3その4 歯質をターゲットに初期う蝕の再石灰化を促進するため、fTCP配合の歯磨剤をベースに、就寝前ブラッシングでは、フッ化物洗口と洗口後のMIペースト(ジーシー)を併用。日中はポスカF(モリタ)を1日3~4回、1回につセルフケア処方

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