オーラル・インプラントリハビリテーション・シリーズ Vol.4
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◎X-クリップの固定位置Oral Implant Rehabilitation Series 審美領域は、角化歯肉の幅や厚みも考慮する必要があるため、X-ガイドにより理想的な埋入位置を決定する。 本症例は抜歯即時インプラント埋入のため、ドリリングの起始点やドリル窩拡大手順は前歯部抜歯即時インプラント埋入の術式に準じて行わなければな88らない1-3。すなわち最初から計画通りの方向にドリリングを進めていくと皮質骨によりドリルがズレてしまうため、ナビゲーションをリアルタイムで確認しながら、ドリリングポジションを合わせていくことがポイントであった。庄野太一郎4章 症例検討術式のポイント◎A1:X-クリップ方式(有歯顎)選択の理由:X-クリップを固定できる歯が存在したため4.1 上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入への応用

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