最新IRPDインプラントパーシャルデンチャーの実践
5/6

荷重量(N)00●11●1211緩圧型ボールアタッチメントの荷重量と沈下量の相関.*ジーシー資料よりアタッチメントの種類と特徴③磁性アタッチメント①特徴●磁性アタッチメントは,磁石構造体とキーパーから構成される.両者の磁気的吸引力を利用したアタッチメントである13.Type S(0.3mm)Type M(0.5mm)Type L(0.7mm)120100806040200.10.2ボールアタッチメントの維持力は,インプラントの埋入傾斜角度が大きくなると,減少する.Type SType LType M0.30.4沈下量0.50.60.3mm0.5mm0.7mm(mm)0.70.8PART 3 IRPDとデンチャー70●インプラント間の距離と維持力との関係は,インプラント間距離が長いほうが大きな維持力が得られる2.●要介護高齢者では,下顎前方部に使用したボールアタッチメントが下口唇を傷つけることもあるので,注意が必要である3.③注意点●ボールアタッチメントの維持力は,インプラントの埋入傾斜角度が大きくなると減少し12,傾斜角度30度の場合は,維持力が約25%減少する.●高径が他のアタッチメントより小さいため,スペース不足の症例や,傾斜したインプラントにも設定できる.

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る