最新IRPDインプラントパーシャルデンチャーの実践
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6十分な間隙が取れない場合は,ブリッジのポンティック同様,顎堤粘膜にバーを接触させ,食渣の停滞を防止する.aCAD/CAMシステムで製作されたミリング(切削)加工のバーアタッチメント(b)は鍛造や溶接を用いた従来法(a)に比較して,デザインの自由度が高く,変形・破損が少なく,機械的強度や適合性にすぐれている.bボールアタッチメントの使用.aボールアタッチメント.●6●7●8アタッチメントの種類と特徴②ボールアタッチメント①特徴●ボールアタッチメントは,ボール形態のパトリックスとマトリックスで構成される可動性のアタッチメントで,ボールの直径が大きくなると維持力が増加パトリックスマトリックスPART 3 IRPDとデンチャー68b注意を要する.●完成予定義歯の形態情報を読み込み,その形状データをもとにCAD/CAMシステムで製作されたバーアタッチメントは,従来法ろう着や鋳造と比較して,デザインの自由度が高く,変形・破損が少なく,機械的強度や適合性にすぐれている7.する.インプラントにパトリックスを連結し,義歯床内面にはマトリックスを固定する8.

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