最新IRPDインプラントパーシャルデンチャーの実践
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4.2mm4.8mm1.0mm3.1mma磁性アタッチメント,ロケーターアタッチメントの応用も可能な2ピースタイプのミニインプラント.●13●14 ミニインプラントは,骨幅が狭く,従来のインプラントが埋入できない症例にも適応でき,外科的侵襲の軽減,手術時間の短縮,即時荷重により,咀嚼・審美機能の回復が可能である.ミニインプラントの多くは,強度を確保するためにボールアタッチメントが付与された,ワンピースタイプの構造となっている13.しかし近年では,インプラントの強度が向上し,2ピースタイプの構造のミニインプラントが製作され,磁性アタッチメント,ロケーターアタッチメントの応用も可能になっている14.とくに磁性アタッチメントは,インプラントの側方力を軽減できる利点があるので,ミニインプラントに適していると考えられる.6.5mm2.5~6.0mm13a,b:ボールアタッチメントが付与されたワンピースタイプのミニインプラント.*プラトンより提供10mm12mm14mmφ2.4mm/φ2.9mm2mm/3mm/5mm10mm12mmφ2.0mm/2.5mm1.4mm/2.4mm8mm10mm12mmφ2.6mmPART 2 IRPDとインプラント32babcミニインプラントでも可能か?①ミニインプラントの経過●ミニインプラントの経過については,インプラントの種類,本数,観察期間で異なるが,現在まで多くの報告がなされており,これらをまとめたレビューでは,平均22.8か月の短期の生存率では平均95.6%の

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