薬 YEARBOOK '21/'22
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抗菌薬抗炎症薬および鎮痛薬抗真菌薬または抗ウイルス薬局所麻酔薬胃粘膜保護薬本剤の作用増強の可能性――機序不明本剤の作用増強の可能性――機序不明本剤の作用増強の可能性――血漿タンパク結合部位における競合。アセトアミノフェンを減量する等慎重に投与特になし出血傾向増強、消化管出血のおそれ――ロキソプロフェンの血小板凝集能阻害作用による出血傾向増強、消化管出血のおそれ――ジクロフェナクの血小板凝集能阻害作用による本剤の作用増強の可能性――ミコナゾールによる代謝阻害(ゲル剤・注射剤・錠剤)本剤の作用増強の可能性――イトラコナゾールによる代謝阻害特になし特になし特になし特になし特になし ……慎重を要する  相互作用本剤の作用増強の可能性――ペニシリン系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――セフェム系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――セフェム系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――セフェム系抗生物質の腸内細菌抑制作用によるビタミンK産生抑制本剤の作用増強の可能性――クラリスロマイシンによる代謝阻害慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する慎重を要する減量、休薬など処方可慎重を要する慎重を要する併用禁忌慎重を要する処方可処方可処方可処方可処方可 ……併用禁忌/原則禁忌サワシリン(アモキシシリン水和物)ケフラール(セファクロル)フロモックス(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物)メイアクトMS(セフジトレン ピボキシル)クラリシッド、クラリス(クラリスロマイシン)ジスロマック(アジスロマイシン水和物)クラビット(レボフロキサシン水和物)カロナール(アセトアミノフェン)SG(イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン)ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)フロリード(ミコナゾール)イトリゾール(イトラコナゾール)バルトレックス(バラシクロビル塩酸塩)ゾビラックス(アシクロビル)エピリド、オーラ、キシロカイン(アドレナリン含有リドカイン塩酸塩)シタネスト-オクタプレシン(プロピトカイン塩酸塩・フェリプレシン)ムコスタ(レバミピド) ……減量、休薬など  表 歯科医院で処方される主な併用薬との相互作用併用薬 ……処方可  方策本剤は多くの薬剤と相互作用を有するため注意薬 YEARBOOK '21/'22ワルファリンカリウム 「抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2020年版」では、ワルファリン単剤服用患者において、休薬した場合、脳梗塞などの血栓塞栓症が増加する可能性があるので、血液凝固検査PT-INRが疾患における至適治療域(1.6~3.0)にコントロールされている場合には、ワルファリン継続下での抜歯を推奨している。抜歯後に処方する抗菌薬、鎮痛薬はワルファリンの作用を増強し、出血のリスクがあるので注意する。One Point123

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