薬 YEARBOOK '21/'22
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半減期用法・用量禁忌副作用効能・効果血栓塞栓症の治療および予防カペシタビンとの併用により、本剤の作用が増強し出血が発現、死亡に至った報告がある。併用の際は血液凝固能検査を定期的に行い、必要に応じ適切な処置を行うこと。警告初回投与量は1~5mgを1日1回、血液凝固能検査値に基づき投与量を決定、血液凝固能管理を十分に行いつつ使用する。初回投与後数日かけて検査により用量調節し、維持投与量を決定する。ワルファリンに対する感受性は個体差が大きく、同一個人でも変化がみられることがあるため、定期的に血液凝固能検査を行い、維持投与量を必要に応じて調節する。抗凝固効果発現を急ぐ場合は初回にヘパリン等の併用を考慮出血している、出血の可能性のある患者、重篤な肝・腎障害、中枢神経系の手術または外傷後日の浅い患者、妊婦または妊娠の可能性のある者、骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤投与中、イグラチモド投与中、ミコナゾール(ゲル剤・注射剤・錠剤)投与中の患者重大な副作用:出血、皮膚壊死、カルシフィラキシス、肝機能障害、黄疸60〜133時間別冊 the Quintessence抗血栓薬ワーファリンワルファリンK「テバ」「トーワ」「日新」「F」「NP」●ワルファリンK後「NS」「YD」122ワルファリンカリウム

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