い場合や、毎年500円程度の昇給しか行わない院長先生もいます。特別な事情さえなければ、ある程度の昇給は行うべきです。金額の問題よりも院長先生に認めてもらえなかったという残念な気持ちと今後一切昇給がないかもしれないという将来不安が起こり、離職につながります。 では、歯科医院の給与の情報はどのようにして集めるのでしょうか。私の場合ですが次のようなポイントを意識しながら集めています。 ②と③はお付き合いのある士業に尋ねるとよいと思います。そのほかは、先生方のネットワークを活用して情報を得ることも可能だと思います。 とにかくできる限り多くの情報を得ることが、給与を考えるうえでは大切です。 ①地域の歯科医師会 ②弊所クライアントの歯科医院の給与条件 ③弊所クライアントの一般企業の給与条件 ④厚生労働省の毎月勤労統計調査 ⑤インターネット上の求人広告 ⑥ハローワークの情報(尋ねると教えてくれることが多い) ⑦他士業がもっている情報 ⑧民間企業が調査した賃金相場 3日目 スタッフが集まるお金のルール65
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