必ず上達 CR(コンポジットレジン)修復
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 ₁₁に正中離開を認める(図24a).離開の程度は軽度であり,₂₂が内側に傾斜していることから,前歯部の傾斜の改善で離開部を閉鎖する矯正治療,光は正面からだけでなく横方向からも入っていくので,さまざまな方向へ反射を起こしている図24b 光の透過を考える.歯間の離解範囲が広い場合は,口腔内の光の反射を考慮する必要がある歯の厚みもあるので,離解部位が広くなければ光が後ろの口腔内のみの色を拾うことは少ないと考えている図24a 術前.軽度の正中離開が認められる.図24c 離開の距離による光の透過の違い.図24d 離開が広い場合は口腔内の影を拾いやすい.患者:24歳,女性.主訴:前歯の隙間が気になる.54Case1 軽度の離開を充填したケース正中離開症例2

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