今回,リッジプリザベーション後にオステオトームテクニックにて埋入した症例,クレスタルアプローチ同時埋入した症例,それぞれにおいて,形成時の抵抗感・埋入時のトルク値・X線写真・CTによる評価では良好な結果が得られた.コラーゲン使用人工骨『ボナーク』は,臨床家に役立つ骨補填材料となるのではないだろうか.Clinic Report 95Clinical Report 95図30 クレスタルアプローチ時.マイクロスコープ下で上顎洞底穿孔後,血液で満たされた形成窩が認められる.図33 インプラント体埋入後のパノラマX線写真.クレスタルアプローチにより挙上された部位にインプラント体が埋入されている.図35 インプラント体埋入後CTコロナル画像.クレスタルアプローチ後,ボナークにより上顎洞が凸の状態で挙上され,上顎洞底に突出したインプラント体が埋入されている.図31 クレスタルアプローチ,ボナーク填入時.マイクロスコープ下で上顎洞粘膜が形成窩に認められ,ロッドタイプ1/4を形成窩に填入する直前画像.図34 インプラント体埋入後CTサジタル画像.クレスタルアプローチ後,ボナークにより上顎洞底が挙上され,上顎洞底に固定を求め洞底内に突出したインプラント体が認められる.填入されたボナークと挙上された上顎洞粘膜部分が近心寄りに凸の状態で不透過像として認められる.図36 クレスタルアプローチ後3か月CTサジタル画像.クレスタルアプローチ後,填入したボナークが平坦窩した状態,かつ上顎洞底が挙上された像が認められる.填入されたボナークと挙上された上顎洞粘膜部分が不透過像として認められる.図32 クレスタルアプローチ,ボナーク追加填入時.マイクロスコープ下で血液が浸潤したボナークロッドタイプ1/4をプラガーにて形成窩に填入直前画像.ボナーク®
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