543210543210移植材の使用長期的成功率短期的成功率移植材の使用長期的成功率短期的成功率外科的侵襲度組織の保存治療期間テクニックセンシティブ失敗した時のリスク外科的侵襲度組織の保存治療期間テクニックセンシティブ失敗した時のリスク①唇側骨を傷つけない愛護的な抜歯②正確なインプラント窩洞の形成③正確なインプラント埋入、初期トルク35Ncm④ギャップへの骨補填材の填入⑤結合組織移植(CTG)⑥即時プロビジョナルレストレーション抜歯後即時埋入は1回の手術ですべて成功しなければならない!図4-a 抜歯後即時埋入の場合、外科的侵襲度、組織の保存、治療期間においては大きなメリットがあるが、テクニックセンシティブであることや失敗したときのリスクなどのデメリットがある6。図5-a ソケットシールドテクニックも、外科的侵襲度、組織の保存、治療期間において大きなメリットはあるが、失敗したときのリスクが大きいといえる7。図6-a ₂は歯根破折により要抜歯となる。図6-d 術後6ヵ月、プロビジョナルレストレーションによる封鎖を行った。14図6-b 破折片の唇側は無傷であったため、唇側の歯根を残すことにした。図6-e 最終補綴装着後5年。図4-b 抜歯後即時埋入の場合は、一見簡単そうにみえるが、上記の6つの項目をすべて及第点以上にしなければ、成功に至らない。初心者には難しいかもしれない。図5-b 残した歯根とインプラントの間は骨になるという報告8もあるが、後に歯根が露出してくるという報告9もある。(文献10より引用)図6-c 唇側根をトリミングし、ソケットにBio-Ossを填入する。図6-f 唇側のボリュームに変化はなく、炎症も認められない。抜歯後即時埋入ソケットシールドテクニックポンティックシールドテクニック11
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