国民皆保険はまだ救える

崩れ去る「公助」「共助」から「自衛」の時代へ

川渕孝一 【著】

2011年11月25日 B6判 278頁

1,980円(税込)

自由工房

マイリストに入れる

マイリストに登録しました。→ マイリストをみる

マイリスト登録件数を超えました

マイリスト登録エラー

レビューを書く

はじめに

第一章 日本の医療が危ない―増幅する医療不信
  一、はたして医療はサービス業か
  二、どうして「たらい回し」がなくならないのか
  三、ピンボケの医療政策

第二章 どうして医療改革は進まないのか―官僚は臨床現場がわからない
  一、官僚への丸投げが続く医療改革
  二、“粛清”ばかりでよいのか介護ビジネス
  三、医師定員増で医療崩壊が救えるのか?
  四、「メタボ対策」で医療費は浮くのか?
  五、不況下の精神科医療―うつ病のコスト
  六、あらためて問う! 日本の医薬分業

第三章 政権交代でわが国の医療はよくなったのか―口先だけの政治主導
  一、マニフェスト選挙の虚と実
  二、迷走する後期高齢者医療制度の現状と課題
  三、北欧モデルは日本になじむのか?
  四、タバコ税こそ公的医療保険の新たな財源に!
  五、二〇一〇年度診療報酬改定で医療は救われたのか?

第四章 日本の医療はどうしたらよいのか―抜本改革などありえない
  一、医療は新成長産業となるか
  二、本当に日本の医療は「世界一」なのか
  三、臓器移植はどこまで保険でみるか
  四、地域医療再生のヒント
  五、総合的なワクチン政策
  六、負担と給付をフェアにする共通番号制度

あとがきにかえて